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愛媛県 M.Yさん〈女性〉 (14歳)   7月一般練成会》  発表日:H22.7.20

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○M.Yさんは研修生になり練成を受け父母の愛に気付いた。
  親孝行の決意をした。

私は5月に親と喧嘩をし、家出をしていました。

学校も行かずに昼間友達の家で寝ていると、
学校の先生に見つけられ、家に帰されました。
次の日、家で学校に行かずに寝ていると、親に起こされ、
そのまま宇治へ連れて来られました。

一般練成会の途中、軽いノリで “研修生になろう!”と決意し、
一般練成の後に続き伝道練成、能力開発研修会を受け、
そのまま研修生になりました。

でも、5月の一般練成は真面目に受けてなかったので、
今回もう一度、一般練成を受ける事になりました。

始めは「めんどくさい」「練成10日間ビッチリ受けるとかキツそう」とか、
いろいろ思っていました。
他にも「同年代の子、来るかな」「かっこイイ子、来たらええな~」とか思っていました。
でも、なかなか同年代の子が来なかったので、
「最悪」とか「おもんねー」とか思ったけど、
研修生として受けているんだし頑張るしかないな、と思って、
1日目と2日目は頑張りました。

でも2日目の夜、過呼吸で倒れてしまいました。
みんなで話していたのにKYだったなあ、とか、迷惑掛けたなあとか思っていました。

結局朝まで寝れずに、全身の震えと痺れがとまらず、
その日からしょっちゅう倒れるようになり、
講話を聞かずに部屋でずっと寝ていました。

その時、「何で自分ってこんな人間なんだろう。
やらないといけないのに、分かっているのに何で出来ないんだろう。
人には言うくせに、結局自分は何も出来てない最低な人間」
などと、 いろいろ思っていました。

夜一人になったりすると、
本当は笑って最高の笑顔でこの一般練成を終えたいのに、
もっとしっかりして強くならなきゃっていつも思うのに、それができない。 
感情に流されて体が言う事をきかない。
そんな自分に腹が立ち、 苛立ち以上に、
「何で私ってこんなんだろう。もうここでやっていくのがしんどい。
これからもまた研修生に戻ってちゃんと出来るだろうか」
という不安や諦めが少しずつ増して行きました。
時には死にたいと思い、一人の時に自分で自分の体を傷つけたりもしていました。

4日目の夜、何人かの研修生の方が、
私が講話に出てなかったり、夜寝れないのを聞いて、
就寝の前に大拝殿で聖経を誦げてくれたのと、実相円満誦行をしてくれました。

皆、私の事を思ってしてくれたのに、なぜか私はその時、
「もうやめて」とか「抜け出したい」とすごく思っていました。

それからも夜は眠れず、朝まで起きていて、
講話を聞かずに寝る、という状態のままでした。

自分自身に負けている事が辛くて悔しくて、
でもその分、人目ばかり気にしてしまって、
研修生の人達の目が怖く見えたりしていたけど、
今思うと、皆が私のために、夜にわざわざ聖経を誦げてくれて、
本当にありがたいなと思っています。

そういうふうに自分で人に対し、感謝がだんだん出来るようになってくると、
自然と夜も寝れるようになっていました。

それからは、なるべく講話に出るようにしました。
椅子に座って聞くのはしんどくて無理だったけれど、
大講堂の後ろで横になって聞いていました。 
私が今までに迷惑をかけてしまった沢山の人達のためにも頑張ろうと思い、
早朝行事中も、正座したまま寝てしまう事が多かったけど、
夜が寝れるようになった分、朝もちゃんと起きたまま神想観ができたり、
当たり前の事が、少しずつだけど、当たり前に出来るようになってきました。

まだ親に本当の感謝はしきれてないし、
過去の嫌な思い出を引きずったままの所があるけど、
親が私に対してキツく叱っていたのは愛情なんだ、
ただそれを上手く表現できてないだけなんだと思い、
だったら親が愛情を注いでくれた分、少しでも親孝行したいと思います。

9月からは学校にちゃんと通って進路の事とかも決めたいので、
あと1ヶ月、大祭が終るまで研修生として頑張りたいです。
それまで迷惑とかもたくさん掛けると思いますが、よろしくお願い致します。

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