心的方針

○Ｋ．Ｋさんは御主人の父親が幼児を残して出征し戦死した。
　 父親に感謝、精霊招魂神社の月次祭にも感謝した。

ゴールデンウィーク短期練成会の案内状を頂き、２年連続受講させて頂いて、
１０日間（の一般練成会を）やっぱり受講したいという思いになりました。

素晴らしいプログラムで、感動の連続で、胸が痛くなり、
涙でお経が読めなかったり、使命行進曲が歌えなかったりが何度もありました。
全力での気迫の御講義、又、体験談に感謝申し上げます。ありがとうございます。

私は戦後の昭和２７年生まれですが、主人は昭和１８年生まれです。
主人の父親が昭和２０年の５月に召集され、
その後、ソ満国境で行方不明のままになっております。

出征前夜は、３人目にやっと授かった長男の私の主人、一歳半を抱っこして外を歩き回り、
なかなか帰って来なかったと聞かされました。

１５日の“父母の愛を求めて”の楠本先生の御講義で、
戦死した父に感謝した高校生の体験を読んで下さった時、
主人のお父さんも、水の中に沈みつつではないけれども、
シベリヤの雪の中に倒れて沈みながら、
２７歳の妻と３人の子を思いながら亡くなったのだろうなァと思うと、
会ったこともなくて、全然感謝したこともない主人のお父さんに、
本当に申し訳なくて、涙が止まらなくなりました。

又、子供達を連れて満州から引き揚げて来る時に、
「トイレに行ってる間に、子供と一緒に置いといた荷物をゴソッと盗られたのよー」
と言われた姑に、 「子供が盗られなくてよかったですねー」と、
寒さもひもじさも、物のない生活も何も経験した事のない私が、
軽く言ってしまった事も思い出して、一層泣けてきました。

１９日の精霊招魂神社の月次祭では、又々胸がしめつけられる感じでしたが、
こんなに美しい宇治の地でおまつりされて本当に有難く、
御説明も、御祭りも、ただただ感謝でした。
美しい舞の奉納も見せていただき、ありがとうございました。

他の御講話も行(ぎょう)も、得る所が一杯ありました。
１０日間、１つももらさず受講できて、私の神性は大いに開発されたと大満足です。

一杯色々な小骨が刺さっている感じの心が、
相手に対する感謝と尊敬の思いにまで変わって、嬉しいです。

宇治の先生方、伊藤先生、職員、研修生、練成員の皆様、
神様の御配慮だなァーと、感謝感謝です。 ありがとうございました。

「生長の家の大神――総裁――副総裁――御教」の垂れ幕の御文章を忘れないように、
地元で組織活動にも勤しみます。
宇治の練成もお勧めします。 行に励みます。
亡き舅と姑への御供養のつもりで、益々主人を大切にします。
書き尽くせない素晴らしい練成会でした。 ありがとうございました。