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京都府 T.Tさん〈男性〉 (59歳)

《7月一般練成会》  発表日:H21.7.20

 

http://www.uji-sni.jp/renseikai/taiken/onsei/onsei-20.mp3

 

●T.Tさんはアルコール依存症となり参加。癒された。

この4月頃より、一人暮らしの寂しさからか、
また仕事の慣れからの気の緩みからか、毎日の酒の量が増し始め、
とうとう持病のアルコール依存症の再発
という事態に陥ってしまいました。 
連続飲酒のまどろみのなか、半分はやけっぱちな状態でいました。

6月の下旬頃に、たまたま酔いの薄いとき、
友人より電話連絡があり、その当時の私の状況などを話したところ、
私の身を案じてくれた友人は、
「お前に丁度良い10日ほどの合宿訓練があるが、参加してみる気はないか」
と誘われ、今まで自分一人でこの病気の解決を試み、
何度も失敗を繰り返してきた私は、
その援助の手にお願いすることにしました。

場合によっては10日以上になることも聞かされていた私は、
身の回りを整理し、酒気を抜き、その日を待っていました。

7月10日、待ち合わせて、この宇治の地に連れてきてもらいました。
宇治駅に着いてからこの会場までの道ゆきの間に、
その合宿が生長の家という宗教団体の練成会という合宿で、
そのおおまかな内容などを聞きました。
信仰とか宗教団体とかには、ほとんど無縁の生活をしていました私には、
多少の不安はありましたが、乗りかけた船です。
素直な気持ちでお願いし参加することになったのです。

友人が去った後、私の練成会が始まりました。
このような合宿での共同生活は初めての体験です。
すべて初めてのことで緊張していたことは事実ですが、
次第に慣れ始め、2、3日経ったときには すっかり馴染んでいました。

講話や行事に新しい経験を味わい、
規則的な生活ではすっかり体調もよくなり、
今までの自分ではない自分を感じました。
特に若い人との心おきない会話からは、
かつて従事していた予備校講師時代の私に帰ったようで、
とてもハイな自分になり、
「ああ、参加してよかったな!」としみじみ感じてきました。

講話や行事の中で、「生長の家」のおおらかで超プラス思考の教義に触れ、
私の心が癒されていくのがわかりました。

特に「献労」では、父母の姿が目に浮かび、
思わず涙が溢れ出たときには、
父母の愛を一身に受けていることを自覚して、
清々しい気持ちになりました。

そして、この後の伝道練成や、できれば研修生活動に参加して、
「生長の家」をもっと体験してみたいと考えています。
もちろん一般練成会よりは内容も濃く、
私にとってよりハードとなることとは思いますが、
またそれなりの期待や希望も湧いてきてもいます。

習ったばかりの教えでありますが、
このような素晴らしい会合があることを知り、
参加させていただいたことは、
きっとアルコール依存症のお陰だと感謝したいくらいです。

ともあれ、私の体験は、まだ序の口であるわけですから、
再度気持ちを引き締めて、今後の活動に参加していきたいと思います。
そしてさらに先のことですが、私の人生後半分、
新しい考え方のもとで、有意義な生活を送ることを願い、
今までのすべての事柄に感謝の気持ちを持ち、
素直な気持ちで臨むことを決意しました。

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